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2011年12月 1日 (木)

被災地レポート vol.17 ふくしまの後遺症

被災地福島県に暮らす人々の今。

私の家族も友人も懸命に日常を取り戻そうと、生活をしています。

除線活動を自らの手で行なうしかなく・・・。think

「半壊」と判定された私の実家もようやく工事が入りました。

お隣の家は取り壊され、その音が悲しくて・・・と母がもらしていました。お隣さん↓weep

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子供達の通学路もこれから除線活動です。

学校は文部科学省管轄の下、除線は済んでいますが、これからは国土交通省の下、道路の全除線作業になります。

まだ!?これから!?って思ってしまいました。

離れていると、瓦礫をもう見ることがなくなると、忘れてしまいがちですが、今も被災地に暮らす人の心のストレスによる後遺症は私たちの想像以上に大きなものがあるのだろうと思います。

見えない後遺症はとても怖いです。

毎日を生きなければいけないわけですから

いつまでも泣いていてはいけないと、本当に不安や恐怖や憤りや孤独感などと戦いながら、頑張っています。

clover clover clover clover clover clover clover

ところで、

福島県に暮らす人の後遺症のひとつにこんな事がありました。

「大地讃頌」が歌えない・・・。note

この歌をご存知ですか?

あまりにも有名な中高卒業式の定番合唱曲。

大地讃頌とは実は7楽章から成る組曲だったのです!

そして、母なる~大地の~の歌は最終楽章のフィナーレなんですって。

「土の歌」というタイトルがついています。

いつもピアノ担当だった私は、あの伴奏は難しかったな、という印象くらいしかないのですが・・・。

この組曲、すごく意味が深い歌だったんですよ。

WEBからの抜粋ですが、7楽章まで以下のような歌が続きます。

第一楽章「農夫と土」・・・人と土と関わり、人が土を耕す様子や、営み

第二章「祖国の土」・・・人は土に生まれ、土にかえって行くという意味から祖国への想い

第三楽章「死の灰」~第五楽章「天地の怒り」・・・戦争の悲惨さ、荒廃、原爆、まるで天や地が怒っているかのような災害、人の無力さと悲惨さ

第三楽章には、こんな歌詞も出てきます。↓

文明の不安よ 科学の恥辱よ 人知の愚かさよ

第六楽章「地上の祈り」・・・荒れた大地を諌めるような、鎮めるような祈り

そして、第七楽章「大地讃頌」で、大地への畏敬の念と感謝と、様々な思いを経ての大地への祈り、礼賛、と繋がっていきます。

初めて全曲を聴いて、私は涙が出てきてしまいました。

歌、youtube で聴けます。

被災地では文化・芸能を楽しめる機会が減りました。文化センターも壊れたままで音楽・芸能を鑑賞できる場自体が復旧していないからです。

そんな中、私の母が所属する合唱団がこの大地讃頌を歌うことになったそうで。

歌を歌うとき指揮者は、心を込めてといいますね。

心を込めると皆この歌が歌えなくなってしまう現象がおきているそうです。

のどが詰まってしまって歌にならない。

あまりにも心に響きすぎます。

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