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2011年5月

2011年5月17日 (火)

セラピストの輪

日々刻々と変化する状況、今自分がどこで何をするべきかを考えている人が多いですね。

不安、という感情を持って生活している人がいかに多いか、毎日施術をしていると切に感じます。

これからどこで生きていこう、どんな仕事をしていこう、誰と共にいるべきか?などなど。

震災の後、結婚を決めた人が多いとか。lovely

私の実家のある福島県では、転校生が続出しています。

家族でふるさとを離れる決意をした人もたくさんいます。

そんな中、どんなに苦労があってもその場所でしか生きられないという人もたくさんいるのを知っています。

ボランティアの心を持って、被災した人々のサポートに回ろうという温かい人々がたくさんいることもわかりました。

今、セラピストという立場にある人々の輪が広がっています。

私の恩師でスペイン在住のリフレクソロジスト、ロネ・ソレンセンは、世界中のセラピストに呼びかけをして、私のボランティア活動の後押しをしてくれました。

はるか遠いニューヨークから、義援金を送ってくださった人までいらっしゃいます。

本当に人の心は温かいです。

デンマークから、スペインから、イギリスから、ポーランドから・・・

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名前を挙げればきりがありませんが、世界中のセラピストが今日本を心配しています。

「Mai,We are with you!」 「power to you and all the people around you. Keep strong!」

本当にたくさんのメッセージが届きます。

私はネット上でのコミュニケーションを得意としていませんでしたが、今回世界中からメッセージをもらって、ネットのありがたさがわかりました。

共通した興味と励まし合いができる仲間というのはとてもありがたいですね!

そして

明日は、講師活動。IMSIでチャリティーワークショップを行ないます。

被災地ボランティア報告などをしてくる予定ですが、いつものクラスとは少し違って、きっと現実的な厳しいお話もすることになるのだろうな、と思います。

どんな方と出会えるのか、とても楽しみです。

いつもセラピストの集まる教室では、心温まる体験ができるのです。

ボランティアに興味を持ってくださった方、被災地などの活動報告に耳を傾けてくださる方と良い情報交換をしていきたいと思います。

そして、どんどん輪が広がっていくことを願っています。

人間ひとりの力はちっぽけですからね。

2011年5月13日 (金)

被災地レポート vol.12

実際、避難所ではどんなセラピー活動をしているかというと、このような場所で行なっています。

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ここは、福島県郡山市にあるビッグパレットという名の展示場。

1000人以上の被災者の方がいらっしゃいます。

↑上の写真は、コンベンションホール内の音響設備が置かれたバックステージ。

広い展示場の中で、ここだけは静かで小さな部屋になっており、プライバシーが守られる貴重な場所なのです。市町村の職員が休憩室に使っていました。

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↑そして、ここは、階段の踊り場です。

休憩室にどなたかいらっしゃる日は、階段で行ないました。

マットを敷いて毛布を重ねて作った簡易ベッド。

ここもまた、非常用階段なのでだれも通ることがありませんからとっても静かで落ち着く場所でした。

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↑院長は自分でベッドを持ち込んでカイロプラクティックの施術。

私は、階段の1段目を上手に椅子代わりにして(wink)フェイシャルリフレクソロジーの施術。

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即席出張マークスボディデザインです。

ここには、役場の職員として、または保健師・看護師として24時間体制で被災者の方々を見守る役目の人たちがいます。

彼らもまた被災者であり、家を失っています。

そんな町村の職員の皆さんに出会い、本当に過酷な状況にあることがわかりました。

施術を受けてくださった方々にたくさん感想をいただきました。

「心がすっと軽くなりましたよ。あ、身体の痛みもとれました!」

「良い香りの中で休めてとってもリラックスできました。震災以来だなあ。」

「はぁ~、助かった~・・・。」

私達は、村長さんをはじめとした役場関係者の方々に受け入れられ、セラピーをするようになりました。

それは、行って見てわかった事情によるものです。

つまり、

この避難所では、ボランティアの方々によるマッサージや鍼灸などが受けられるようになり、そのスペースが設けられています。

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しかし、これらはどうしても避難している住民の方が優先であり、役場関係者である村長さんたちは、遠慮もあってこのようなサービスを受けることがどうしても難しかったのです。

だからこそ、個人で入った私達の役割として、避難された住民皆さんのために働いている役場関係者の方々のケアをする形となりました。

今後、このようなセラピストが必要であることが見えてきました。

職員さん達の心と身体のケア、大変重要です。

まずは、色々な状況が見えてきたので、今後長く続けられる活動を前提に一緒に賛同してくださるセラピスト仲間を募りたいと考えております。

このブログで情報発信をしていく予定ですので、ご興味のある方は是非チェックしていただけると嬉しいです。

ただいま準備を進めております。confident

2011年5月12日 (木)

被災地レポート vol.11 ファンタジーワールド

福島県の避難所です。

この日は何やら特設会場らしきものが作られ・・・ちょっと緊迫したスタッフの人たち。

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避難所内で何件かセラピーをして広場に行ってみたら、

バスが到着し、

登場したのは

なんと・・・!

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被災地で会えるなんて思いませんでした!

びっくり。

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さすがにこんなに近くで見たことなかったです。

ミッキー!note

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ミッキーとその仲間達は、避難所にいる皆を元気付けてくれました。

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女性自衛隊員の皆さんとミッキー(の後姿)↑

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ミニーもさすがのキメポーズ!

大人もどころか、おばあちゃんまではしゃいじゃうからやっぱりディズニーマジック、すごいですよね。

私も・・・(母と)

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そして、プルートも!

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私の大好きなグーフィーも!!

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いつも忙しいとは思いますが、ミッキーたちはこの日ゆっくり避難所の皆さんと写真をとったり踊ったり、していました。

たーっぷりファンサービスしてくれましたよ。

ついでに楽しませてもらって

ありがとう!

2011年5月11日 (水)

被災地レポート vol.10 避難所の変化

GWの後半は、また福島へ行ってきました。

セラピストとして、カイロプラクターとして、一人の人間としてできることはやりましょう。

そして、郡山市の避難所へ。

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何度かここへはお邪魔しています。

川内村・富岡町という原発の被害を最も受けた地域の人々がここに避難しており、村役場ごと移転しています。

自治体関係職員は自身が被災者でありながら、住民の皆さんを守り、毎日を必死に生きています。

刻一刻と事態は変化しており、

今なお1000人を超える避難者がいるこの場所では、どんどん状況が変わっています。

以前訪れたときよりもだいぶ人は減っていました。

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病気の人は病院へ、介護が必要な人は介護施設へ徐々に移ることができたのでしょう。

仮設住宅は全く間に合っていません。

施設内に簡易的な仕切りを作ってなんとかプライベートを確保しようという努力が見られました。↓

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まだまだそこで生活を強いられている人々の環境は、良いとはいえませんでした。

県や自治体がホテルを借りて、そこに職員が入ったり市内にアパートを借りたりできたことで、避難所を出ることができた人もいます。

でもお金がなかったり、一人身だったり、それぞれ難しい事情を抱えた人がたくさんいらっしゃいます。

食事は、菓子パンとおにぎり。パックの野菜ジュースは付くことがあるけれど、生の野菜などは食べられることがほとんどありません。

食事が改善できれば・・・。

避難所に避難している人のうちの4割が高齢者だといいます。

特におじいちゃん、おばあちゃんは食べ慣れない菓子パンで満足できるわけではなかったり。

高齢者の中には自宅でなんとか自立した暮らしをしていた方も多かったのに、2ヶ月も続くこの避難所生活で、認知症が進んでしまい、以前のようにもう自立した生活は難しいのでは、と思われる人も少なくないのです。

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以前訪れたときよりもダンボール壁が華やかになっていました。

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掲示板に、行方不明者の名前リストだけではなく、手作り新聞や全国からの励ましのポスターが多く貼られるようになりました。

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以前よりもボランティアに関連した活動のチラシが増えていました。

10日、川内村が一時帰宅を許された日です。

着の身着のまま、咄嗟にバスに詰め込まれ避難してから2ヶ月、一度も自宅に戻っていない人々にとって待ち望んだ日です。

川内村の村長さんは、フェイシャルリフレクソロジーを大変気に入ってくださり、私が行くときには必ず施術をする、と約束しました。

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↑川内村・遠藤村長さん。住民の皆さんが本当に信頼している方です。

避難所のあちこちで皆さんのお話を丁寧に聞いている姿がとても印象的でした。

私たちマークスボディデザインは、現地では自治体職員専属のセラピストとして、活動するようになってきました。

住民の皆さんが受けられるように、リラクゼーションスペースは確保されておりましたが、職員さんたちが休める場所はほとんどないことがわかったのです。

どれだけ苦労があるのか、お話を聞いて状況をみたら、とても胸が苦しくなりますが、セラピーを受けて本当に気持ちが楽になったという言葉を聞けて、こちらも大変温かくなりました。

つづく。

2011年5月10日 (火)

緑のリセット→リニューアル

このゴールデンウィークは、皆さんどのようにお過ごしでしたか?

私は久しぶりに緑の中に出かけ、草花や自然と触れ合いました。clover

自分をリセットする方法は、それぞれだと思いますが、私の場合は自然の中で遊ぶことnoteshappy01

そんな人も多いでしょうね。

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歩いてるだけで楽しくなって、ついに走っちゃいました↑happy02

夫婦で鎌倉に出かけたこの日、山をハイキングし、お寺を周ったりしていたら、書道展を行なっているお寺の一角がありました。

この方、金澤翔子さん。

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ダウン症の天才書道家として、テレビなどで紹介され、今とても人気のある方です。

偶然に見つけた書道展で偶然にもお会いしたので、お話して記念撮影。

素晴らしく力強い書に感動しました。

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書で感動ってあるのですね。

みんな、元気になってください。応援しています。とおっしゃっていました。

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緑の道を歩いているといつもと違うものに感動したりします。

自然の中の空気は美味しいなあ。

その空気を身近にも感じたくて、自分達のサロン、横浜のマークスボディデザイン入り口にも、せっせと寄せ植えを作り、緑をたくさん置きました。

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好きなお花を選び、元気に育て、と手をかけてあげるのは楽しいものです。

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雰囲気がふわっと華やかに、ぐっと元気になりました。

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にぎやかになってきましたよ。

マークスボディデザイン、間もなくリニューアルいたします。

2011年5月 5日 (木)

被災地レポート vol.9 子ども達の現実

被災地福島県の放射能汚染が心配される地域では、子ども達が外で思いっきり遊べない環境になっています。

避難所にもたくさんの子ども達がいます。

外で遊べないことのストレスといったらどれほどのものでしょう・・・。

郡山市内でも、ある小学校では敷地内から放射能が検出されたために校庭の砂を1cm削る処置を行なったそうです。

しかし、1cm削ったところで・・・という問題と、その放射能を含んだ砂をどこへもって行くべきか・・・という問題が勃発しています。

確かに。

結局のところ校庭の真ん中にビニールシートをかぶせておいているのだとか。

何てことでしょう。

高校生までは、校外活動が全て禁止とされています。

遠足も、運動会も、修学旅行もなし。

楽しみや、外での娯楽、こういったものが子ども達からも奪われている現実があるのです。

私は、以前から郡山市で自閉症のお子さんへのトリートメントを続けてきました。

自宅へ伺っての訪問セラピーで、フェイシャルリフレクソロジーを行い、素晴らしい効果を見せてくれていました。

施術はもう定期的に行なっていないものの、彼らは私のことを今でも家庭内でお話してくれたりするそうで、私が彼らのお家へ遊びに行くことを楽しみにしてくれています。

歓迎してくれる友人がいること、嬉しいですね。

久しぶりに会いに行きました。

私が到着するまで、玄関の外でずっと待っていてくれたY君とAちゃん。最高の笑顔で私を出迎えてくれました。

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Y君は、私の大切な自閉症のクライアントです。

こんなにしっかりカメラ目線でhappy01、立派な中学生になりました。

Aちゃんは何やら、「ちょっと待っててね!!wink」とその場でお手紙を書いてくれました。

3年生になる女の子にこんなにステキな言葉を贈ってもらえるなんて、幸せです。heart04

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被災地となってしまった福島県。

今日も子ども達は通学しています。

なぜ、マスクをしなければいけないのか。なぜ、校庭で遊んではいけないのか。

小学生に理解しろというのも、酷な話です。

避難所にいる子ども達のために、私の古いランドセルを寄付しました。

通学に使うランドセルさえないのです。

ランドセル、また使ってもらえるなんて本望でしょう・・・何十年前のものだろう。

汚くて、ごめんなさい。despair

今、報道でもあるとおり、子ども達の心のケアが深刻な課題になっていることは間違いないでしょう。

未来がある子ども達のために、今何が必要なのかを真剣に考えるべき時だと思いました。

2011年5月 1日 (日)

中国・豊かさと貧しさ

人の手や機械などを利用して、機能回復と筋力の維持を行なっていくのがリハビリテーションというものです。

その方法は、筋肉と神経への刺激。

人間がもつ秘めた回復の能力には本当に驚かされます。

適切な刺激を与えてあげることで、神経回路は活発に新たな回路をつないでいくのですね。

刺激というのは、リフレクソロジーなどの手を使った方法で与えることもできるし、

運動などの活動を介した刺激もあります。

また、見ること・聞くこと・感じることの全てが刺激となるわけです。

生きている以上、自分にとっての良い刺激をたくさん受けていたいものです。

この旅は、災害後心身ちょっと不安定だった私に、本当に良い刺激を与えてくれました。

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この旅で、たくさんの素晴らしい中国の方々に出会えました。

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いつもと違う世界に行ったことでたくさんの学びがありました。

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中国の空気はとても汚かった・・・。息を吸うのがちょっとためらわれるほどに。

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一歩路地裏に入ると、人の生活は貧しかった・・・。水も、電気も満足にないんです。

会社やお店では当たり前に節電していて・・・。

瓦礫の山に普通に人が住んでいました・・・。

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衛生的とはお世辞にも言えない、一般家庭の台所・・・。

水道の蛇口は、水が盗まれないようにはずしてあります。

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大震災で被災した日本と比べるものではありませんが・・・

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日本で暮らして、どれほどまでに恵まれた日常だったのか、を思い知らされた気がします。

水道をひねれば美味しいお水が飲めること。

電気やガスに不自由を感じたことがなかったこと。

それが当たり前と思っていた守られた世界。

今、被災地福島県では放射能の影響により、食べ物も水も空気も汚染が心配されていて避難所では、到底人間らしい暮らしさえも得られないような悲惨な日常があります。

私はそれを見てずっと嘆いていました。

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中国には考えや想いを整理する、良い刺激がありました。

今、あまりに豊かさに慣れてしまった現代人に、地球が怒っているような気がしてなりません。

能力以上に富を求めてはいけないのでしょう。

もともと人だって自然の産物なのですから、自然界にあるもので生きていけるはずなんです。

中医学の中にもその歴史を見ました。

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今回この旅に同行させてくださった、セラ治療院の町田久先生。

素晴らしいおもてなしをしてくださった中国・福建中医薬大学、杜学長はじめ大学・病院関係者の皆様方、

心より御礼申し上げます。

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中国の学びを大切に、また日本での復興支援、お手伝いしたいと思います。

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