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2011年4月11日 (月)

被災地レポート vol.3 ボランティアの実情

大震災から1カ月が経ち、被災地の現状も日々変化しています。

まだまだ大きな余震が続く中、不便が多い避難所からのレポートをしたいと思います。

先日、福島県郡山市にある、県内有数の大きな避難所「ビックパレットふくしま」にてボランティアとしてセラピスト活動をしてきました。

郡山市で一番大きな展示場です。

ここには、原発事故と津波の被害によって家を失った人々が一時は2500人も避難していました。

徐々に要介護の高齢者などから施設や病院へ移って行ったり、べつの土地へ避難したりした人がいるので、今は2000人弱の人々がここにいます。

ボランティアとして現地に行くのに、はじめは電話で色々問い合わせなどをしてみたところ、県の職員からは「現在受付けていません。各避難所にきいてみてもらわないとわかりません。」と言われてしまいました。

正確には、県の災害対策本部ではどういうわけか避難所の現状が把握できておらず、どの避難所にどんなもの・人が必要なのかの情報を持っていなかったのです。

あらら、なんてことでしょう・・・。

私の場合、県内に家族や友人もおり、母は自分も被災者でありながら避難所にいらっしゃる海沿いからの避難者をボランティアで介護などしていました。

被災地では、受け入れた市町村の人(現地の人)が中心となって炊き出しや医療・介護などのボランティアを行っています。

「もう全然人がたりていなくて、本当に大変なのよ。」

と避難所に行っている人からは聞いていたのに、対策本部ではその現状が外部に伝えられていない現実があることがわかりました。

避難所の中では、看護師・介護師を中心として、もうあり得ない労働環境で仕事をしています。

寝る場所は、階段の踊り場。

朝から夜勤までこなすので、わずかな睡眠時間以外は、避難所の介護を要する人々のため、具合が悪い人々のために働きづめです。

毎日の余震で睡眠時間はほとんどとれません。

そして、忘れてはならないのが

彼らも避難してきた人たちで、自分の家を失っているのです。

家族の安否確認さえ出来ていない人もいます。

こんな現実があるのに、ボランティアの人を受け入れる態勢ができていないことで、うまく回っていないのでした。

色々な意見もきいて、何ができるか自分なりに考えました。

まずは、個人的に時間がとれた週末を使って、現地に行くことにしました。

この後も続くであろう被災生活、少しでもセラピストとしてお手伝いできたら嬉しく思います。

その時に一人でも賛同してくれる仲間がいたらどんなにいいだろうと考えています。

だからこそ、この後の活動をどのように進めていくべきかを考えるためにも、実情をこの目で見て、事実をちゃんと伝えようと思いました。

現地に持っていくものは、自分の生活に必要なものすべてと手作りのアロマスプレー。

身近で呼びかけをして同じ業界の方々からも応援を受け、抗菌作用・免疫賦活作用の強い精油を用いたアロマスプレーを作ってもらい、避難所に持って行きました。

今、避難所では衛生問題が大変大きな問題となっています。

福島県では特に原発の影響があるために満足に換気もできません。

思いっきり外の空気を吸って、深呼吸というのができない現状があるのです。

あんなに空気のきれいな空のきれいな街だったのに。

悲しいですね。

だから、こんな時こそアロマスプレーで空気の抗菌と香りによるリフレッシュをしていただければと思いたったのです。

実家にたどりつき、改めてここは被災地なんだな・・・と感じ、避難所に向かいました。

つづく。

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