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2011年4月24日 (日)

中国・中医学の歴史館

さて、4月15日中国・福建省福州で行なわれた学術交流会。

会が開催されるのは午後からでしたので、午前中は大学内にある博物館を見学させていただきました。

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ここには、中医学の古代からの歴史が事細かに展示され、学ぶことができる貴重な資料がぎっしり!

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中医学を築いてきた偉人たちの銅像や、その功績が展示されています。

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つぼ発見のきっかけは、石だったと教わりました。

古代の人が道で「いてっ!」と石にぶつかる。

すると

他の箇所にあった痛みが「あれ?それほど痛くなくなった。」

あるポイントに強い刺激が加えられると、他の痛みが和らぐ、というような発見から「つぼ」の研究が始まったとの事。

また、古代の石はそれを煎じて薬にもなったのだそうです。ミネラルを取り出すことで、身体に有益なものになるのでしょうね。

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↑これは、つぼを探し当てるために使用された練習用の人型。

つぼとされる位置に穴があいています。

布をかぶせ、見えないようにして、針を刺す練習をしたものだそうです。

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↓こちらは動物の動きを真似て養生のための体操が作られたときの資料です。

しっかりリハビリ。しっかり予防。大切ですよね。

なんと今でも中国の最新リハビリテーションセンターでは、太極拳などの運動療法が用いられており、伝統医学がしっかりと根付いているのです。

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紹介しきれないほどの資料の数々。

中医学の歴史を学べるチャンスはそんなになかったので、大変勉強になりました。

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↓来館記念に、署名を求められました。久しぶりの墨と筆。

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中医学では、患者の全体を見て治療方針を決めていきます。

身体の不調を全体の状況を見極めてから根本解決を目指すのです。

つまり、今ある症状だけにとらわれることをしません。

痛いところを取り除くだけが治療ではありませんので、中医学では医師の力量が非常に試されるのです。

この病気にはこの薬のんで、はい、終わり!

という事はなく

同じ症状・病気を患っていても体質や性質が違うわけですから、根本治療を目指すときにはアプローチ方法が人によって変わってきます。

中医学においては「名医」というのがあるわけです。

この先生でなければ、この先生だからこそ、本当の治癒に促してくれる、というような。

深い・・・!

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