« 感情と脳内ホルモン | トップページ | 復興に向けて »

2011年3月21日 (月)

東日本大震災

この度の東北関東大震災において被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

亡くなられた方、安否不明の方が大勢いらっしゃる中、今なお救助を待っている多くの方、避難生活に不便をされている方々が、一刻も早く安全な生活を取り戻されることを心より願っております。

IMSIでは国際コースを予定しており、15日に来日予定であったロネ・ソレンセン氏もこのような状況の中、来日を断念せざるを得ず、私自身もその日福島県にいた為にクラス開講決定後すぐに東京に戻ることができませんでした。

コスモフェイシャル・コスモリフト受講生の皆様方には多大にご迷惑をおかけし、申し訳なく思っております。

誰もが経験したことのなかったこのような事態において、人の強さ・優しさそして支えあうことの大切さを感じ、私自身もさまざまな想いが心の中に渦巻いています。

私の実家は福島県にあります。

地震発生直後、私はすぐに被災地を訪れる事を決めました。

家族や友人が心配だったことと、たまたま東京にいた父をどうしてもすぐに地元へつれて帰らねばならなかったので、水・食料を調達し新幹線も東北道も寸断された中、新潟経由で福島まで何とか行き着きました。

東北出身で家族をそこに残して来ていた知人も含め、乗れるだけ車に乗って向かいました。幸運にもそのような環境がそろい、旦那さんはじめ人の協力があってめちゃくちゃになった実家の片付けをすることができたのです。

皆無事ですので、ご心配には及びません。

水がなくて、食べ物がなくて、ガソリンもなくて動けないとは言え、家族が生きていること、屋根の下で眠れることを思えばこの程度で済んでよかった・・・。

もっともっと苦しい避難生活を強いられている人がたくさんいらっしゃることを思えば、とても辛い、不便だなどと言えない状態でした。

原発がいつ爆発するともわからなかった地震直後の数日間は恐怖と不安で涙が出てきてラジオを抱えて布団に入っても、眠れない日もありました。

その地で今もなお恐怖におびえながら不便な生活を強いられ、各々生きる人の姿を見てたくさんの気づきがありました。

人それぞれ守るべきもの、大切なものがあるはずですし、与えられた役目があります。

それが何かを多くの人が確認したときでもあったと思います。

以前からボランティアなどでおじゃましていた特別養護老人ホームでは、地域の一人暮らしのお年寄りの安否確認に大忙しでした。

あるおばあちゃんは自宅で

「人様に迷惑かけないために、これまで通り普通にいつもの生活をしていきます。」

と安否確認に訪れた職員に告げたそうです。

この強さをとても尊敬しました。

パニックになることもなく、そこにしか自分の生活はないのだと考え、危険や不安のある中でも自分のことをこれまで通りちゃんと自分でやるのだ、という考え。

今、自分が何をできるのかを日本中、世界中が考えているのでしょう。

遠く離れた地からもたくさんのボランティアの方が見えているし、地域の人々の支えあう姿には感動して言葉になりません。

本当はつらいのに。

責任感や使命感で病院や介護に関わる人は自分の家がどんなに大変でも出勤しています。

お世話をしている人々を置いて逃げるなんてできません。

どんなに原発の恐怖が襲ってきても、使命感との戦いなのでしょう。

生活が脅かされることの不安がこんなにも心と体に疲労をもたらすのか、と思いました。

今もまだ進行している被災地のつらい現状。

皆、明るく普通に、と振舞いますが心の中はぐちゃぐちゃです。

同じ人間が

「今すぐ逃げて!」

と言ったり

「責任を果たさないなんて無責任だ」

と言ったり。

もう矛盾だらけです。

それぞれの環境に置かれたそれぞれの人の、どんな行動も非難することはできないと思います。

どう動いていいのか誰にもよくわからないのですから。

今、強くいなければならないとき。

私は中途半端に被災地に入ってしまったことで渦巻くさまざまな想いに悩んでしまいました。

自分が乱れて本当に大変な思いをしている人々に迷惑をかけてはいけない、と思いました。

これから自分の役割をしっかりと見つめなおし、次の行動に移ります。

« 感情と脳内ホルモン | トップページ | 復興に向けて »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 感情と脳内ホルモン | トップページ | 復興に向けて »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ